「STYLISH」&「COOL」
彼の作品との出会いは、
中学の英語の教科書「New English」の表紙でした。
当然、その当時は「誰の作品か」なんて
気にも止めなかったので、もう手元にはありません。
(勿体無かったな〜(T-T))
作品の全てに「縁取り」があります。
元々「イラストレーター」だった彼独特の画風で
それが「個性」に繋がっています。
書き方もとても個性的で、
自分で実際に撮影した写真をプロジェクターで
キャンバスの裏から投影して細部に渉るまで
「縁取り」をしたものに彩色していくスタイルです。
言うなれば「超写実主義」とでも言いましょうか。
秀逸なのは「選色」と「”光”の使い方」です。
彼の作品には「”光”」が溢れています。
更にそれを際立たせる為に
細心の注意を払って「”色”」を選んでいきます。
無数に引かれた線に囲まれた枠一つ一つに
大事に大事に「”色”」を付けて行くのです。
そんな精密な作業の繰り返しのために
作業中の彼は正に「瓶底」の様な眼鏡を掛けています。
本当に「肉体」と「精神」を切り刻んで
己の作品に「魂」を吹き込んでいるのです。
・
・
・
皆さん、ぜひ実際に彼の作品を自分の「眼」で見てください
・
彼の風景の一部になってみてください
・
日常の中の「シーン」を感じてください
・
・
必ず「自分」を取り巻く「景色」が
輝いて見えてくるハズです